自宅の周りにノラ猫が増え、糞尿や鳴き声がひどかったので、市の地域猫愛護員というものに登録し、TNR(Trap-Neuter-Return)をやりました。
これで糞尿や鳴き声が解決されたかというと...
全く解決されませんでした( ・∇・)
結局同じ場所にリリースするのですから、そりゃそうだ...と後で気付きました。
TNRをしたから、これ以上個体は増えないし、新たな猫が自宅周辺のエリアに現れなければ、5年後にはノラ猫は寿命を全うして、いなくなるかもしれません。
でも、新たなノラ猫が現れない保証なんてどこにもないし、地域猫活動でエサやりなんてしていたら、むしろ引き寄せるのでは...
自分はとにかく自分の部屋の真ん前の砂利で糞をされたり(夏場にはそれにハエが集まるƪ(•̃͡ε•̃͡)∫ʃ)、どこかにマーキングをされて、雨の日にそれがムワ〜っと臭ってきたり、早朝深夜の喧嘩の声に我慢できず、一度リリースしたノラ猫も含め、家の周辺にいた全猫を家の中に入れてしまいました。
これで外の糞尿と鳴き声は解決!
もちろん、家の中には猫が増え、もともと飼っていた猫を含め、一時はけっこうな多頭飼い状態になり、頻繁にトイレ掃除をしなければならず、そこそこ大変だったのですが、外で糞尿を垂れ流しにされたり、喧嘩の声で起こされたりするよりは全然マシでした。
今は、徐々に里親さんが決まり、少しづつ楽になってきました。
そんな自分の経験から、地域猫活動とTNRがノラ猫の糞尿や騒音問題に対して有効なのかどうなのか、ちょっと微妙に思えてきてしまいました。
個体数を管理するという点では有効だと思います。
しかし、ノラ猫問題のクレームの多くは糞尿や騒音。地域猫活動やTNRではそれらに対しての即効性はなく、本当に困っている人にとっては、「結局がまんするしかないのか...」ということになっているのではないかと思います。
本当に困っている人の周辺のノラ猫だけでも、捕獲して、里親さん探しができる施設でも作れれば良いなぁとぼんやりと思いました(*'ω'*)
▼先日現れたノラ猫。こういった時に喧嘩が始まって騒ぎになっていたのではないかと思われます。現在は他の猫は家の中にいるため、静かでした。
▼「地域猫」の本
「地域猫」のすすめ [ 黒澤泰 ]
▼市の図書館で「地域猫」でヒットした本←あとで読む
工場猫物語 [ 三島正 ]
迷子のミーちゃん [ 木附千晶 ]
天然ねこ生活
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