物が多くて、散らかってる...
と思った時、どうしても思考回路が「収納グッズを買う」という方向に行ってしまいます。そしていつの間にかIKEAのサイトで箱を物色していたり...。
本棚に同じ色の箱がズラ~っと並んでいて、統一されてとてもキレイなイメージを見ながら、自分の本棚にはこの箱が◯個必要...なんて考えてしまいます。そしてウキウキしながら家を出そうになります。
ウキウキしてるから前向きっぽいですが、これがひっかけで、「違う違う、まずは減らさないと!」と言い聞かせてブレーキをかけなければなりません。
全ての物を把握できるくらいに減らさない限り、収納ボックスなんて買ってはいけないのです。買ったらそこにゴチャっとしているものをぶち込んで、「あーキレイになったε-(´∀`*)ホッ」と安心してしまいます。
散らかっているけど、お客さまが来る!という時みたいですね。とりあえず全部クローゼットにぶち込んでしまえーーーっ!という、その場しのぎのワザのよう...(^_^;)
そして後日、「あれどこに入れたっけ...」となり、探しているうちにまた散らかる...。
物が多いと当然一つの場所に全てを入れるのが難しくなるので、分類して片付けようとします。それで欲しくなるのがたくさんの箱ということになっていきます。
こういったことは、不思議と、やってる感を感じてしまうのですよね。せっせと手を動かして、分類して、キレイに箱を並べて、ズラッ〜と並べて、「よっしゃ、できた〜!」みたいな。
でも、おまけでついてきた物、誰かからいただいた物、安かったから買った物など、様々な成り行きでで自分の手元にやってきた物を、ただ分類して保管しているという、受け身な片付け方なのではないかと思いました。
では「受け身」の反対「積極的」なやり方とはどんなものかというと、使うものだけを選別して、使いやすいように配置するということかと思います。
例えば、何かの道具を使う職業でしたら、必要な道具を揃えて、いつでもさっと取り出して使うようにしていますよね。これがもし「あれどこに入れたっけ...」なんてことになったら、料理人でしたら料理が焦げてしまいますし、左官屋さんだったら左官が乾いてしまうし、医者だったら...( ・∇・)
コワイですね。
ある物を全て片付けるのではなく、使うものを使いやすいように配置する。
ある物−使うもの=使わないもの
→使わないものは捨てる。
といったことができたら、すごく快適に暮らせるのではないかと思います。
ある物を全て分類しようとしたら、大変な時間と手間が必要になってしまいますが、使うものだけに絞ったら、かなりの時短になります。
軸は物ではなく、自分なんですね。自分が何をするか。
使うものだけにして、殺風景になってしまう場合は、すごくいい思い出がある物を飾ったり、気持ちが良くなるようなグリーンを配置したりしてアクセントをつけると、素敵な空間になりそうです。
私はまだ部分的しかできていませんが、それでも幸運は入ってきました。お仕事のお話をいただいたり、保護猫の素敵な里親さんが現れたり。
これからも前向きな片付けをし続け、徐々に余白を作り、良い気がいつでも入ってこるようにしたいと思います。
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