2016-02-15
これが割れ窓理論?ある程度物を減らすと、どんどん減らしたくなってくる
少し前までネイルサロンの会員になっていて、ベースコート、コンシーラー、トップコート、ドリップドライという4種類のボトルをボトルキープのような状態でネイルサロンに置いておき、行った時にそれらを出してもらって使っていました。というか、基本的にはそういうシステムで、半ば自動的にそうなりました。
必要最低限で暮らそうと思い、ネイルサロンに行くのを辞めたのですが、その時にキープしていたボトルは引き上げました。結果、先の4つと、もともと家にあった、リムーバー、キューティクルリムーバー、リペア、スピードコート、マニキュア4本と、ネイル用のボトルだけで12本になってしまいました。
あまり(全然?)ネイルをされない男性などには何の話だかわからないかもしれませんが...。要はいろいろあったということです。
持ち帰ったボトルのうち、まだたくさん残っていて、古くなっていないものが3本あったので、ヤフオクに出品し、無事落札していただき新たな使い手の元に行きました。
ラメ系のマニキュアを数本持っていたのですが、こちらはようやく捨てました。もともと、他の物を買った時に付いてきたおまけのような物で、数えるほどしか使わないうちに何年も経ってしまったものでした。自分でやるとなると、ラメをきれいに取るのに時間がかかり、ちょっと面倒なんですよね...。
結果残った物は、トップコート、リムーバー、キューティクルリムーバー、マニキュア2本、リペア、スピードコートの7本。
そのうちトップコートは古くなって怪しい粘り気が出てきたので捨てました。
12本あったものが6本になり、その時点では「だいぶ減った!」と感じていたのですが、しばらくしたら、何やらまた気になり始めたのです。
もうマニキュア熱もすっかり冷え、残したマニキュア2本も、結局それ以後一度も使っていませんでした。キューティクルリムーバーも使わないまま置いてあったのですが、「もういいや!」と思って、ついに捨ててしまいました。
今は、現時点でも使っている、リムーバー、リペア、スピードコートの3本になりました。これは今も使っているので、捨てることはできません。
あんなに何年も使わなかった物を、取っておいた事が今では信じられないくらいです。たぶん、「いつか使うかも」とか「まだたくさん入っているからもったいない」なんて思っていたのだと思いますが、捨てたら本当にスッキリしました。
場所が空いてスッキリするのはもちろんなのですが、なんだか精神的にもスッキリします。
割れ窓理論(ブロークンウィンドウの法則)では、一箇所荒れたところがあると、「これでいいや」という低い価値観が連鎖し、どんどん荒れるとされています。
逆の発想で、徹底的に荒れたところをなくすと綺麗になるという法則が働きます。それを利用して治安が良くなったのがニューヨークですね。地下鉄の落書きを徹底的に消すなどのジュリアーニ市長の制作は有名です。
マニキュア類を捨てて空間ができたところを見ると、なんだか穏やかな気持になります。そういうところを徐々に作っていきたいと思います。
そういう気持ちが働くのが割れ窓理論なのかな?と思いました。
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