出かけると「電車賃払ってここまで来てるんだから、必要な物は全部買っておかないと損」みたいなケチケチ根性=欲が出て、余計な物を買ってしまう。たいていそういう買い方をした物は余分な物で、クローゼットの中で眠っている。
来客時などには散らかっているものを慌てて片付け、クローゼットの中にぶちこみ、もはやクローゼットの中はぐちゃぐちゃで何が入っているかもわからなくなってしまった。カ・オ・ス( ・∇・)
「100個チャレンジ」の話を聞いたのがきっかけで、自分の持ち物をリストアップしようと思った。もちろん100個なんかで収まるはずもなく、というかタオルだけでもそのくらいはいってしまいそうな雰囲気だったので、リストを作りつつ、「自分の持ち物を全て把握するまでは買い物をしない」というマイルールを作ってみた。
リストを作ろうとすると、「あの引き出しには何が入っているのだろう?」なんて思って、時々しか開けなかった引き出しを奥まで見てみたりするようになる。そこで、「こんなものあったんだ...」と気付く。ここで新しい物を買ってしまったら、奥にあったものは、再び奥に行き、存在を忘れてしまうに違いない。新しい物を買わずに、奥にあったものを使うか処分するかすることで、初めて前に進めるのだと感じた。
持っていることさえ忘れてしまっている物が、けっこうあった。お茶漬けのもと、お茶、お米など、日持ちのする、いただきものが引き出しの奥から出てきた。現在はこれらも消化して、引き出しの中はだいぶスッキリした。
そんなことを続けていたある日、引き出しの奥からいろいろ出てきたので、何かしらあるだろう...と思いながら、その日もとりあえずご飯は炊いたのだが、ついにおかずが何もない状態になった。あれ、もう塩しかないじゃん...なんて思っていたところ、冷蔵庫に賞味期限ぎりぎりの梅干しを発見。ぎりぎりセーフで消化した。
「ない」と思っていてもまだ「ある」。
「ない」と気がついて、代用品も「ない」、そんな本当の本当に「ない」時に初めて買って良いのかもしれない。
私は何度も引越をしていて、震災の時には家が液状化現象で傾き、建て直しを余儀なくされたので、何度も持ち物をドサッと捨てている。捨てた直後はもちろん物は減っているのだが、しばらくすると増えている。いわゆるひとつのリバウンド( ・∇・)。
捨ててるだけで、自分に本当に必要な物が何かをわかっておらず、同じサイクル(ドサッと捨てる→ジリジリ増える→ゴチャゴチャ→ドサッと捨てる)を何度も回っているようである。逆に自分に本当に必要な物だけで暮らすことができたら、どれだけスッキリすることやら。
では自分に本当に必要な物ってなんだろう?それを知るために、とにかく今は捨てるか使うかで物を減らし、「足りなくて本当に困った!」という物だけで暮らすことを目論見中(*'ω'*)
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